最後の人をなぜトリやオオトリとよぶの?

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発表会や音楽フェスティバルで最後の人をなぜトリやおおとりと呼ぶことありますよね。

実はこの言葉、日本の伝統芸能の歴史から生まれたとても深い意味を持っています。その理由を一緒にひもといてみましょう。

なぜ最後を「とり」「おおとり」と呼ぶの?

言葉のルーツと意味のひみつ

・寄席(よせ)の歴史から生まれた言葉

江戸時代の落語などの寄席では、最後に登場する一番の実力者が、その日の出演料(木戸銭)をまとめて受け取って仲間へ分配していました。

・「取り(とり)」が語源

出演料をまとめて「取る人(真打)」のことを「取り(とり)」と呼んだことが、最後の出演者を指す直接のきっかけです。

・「大」がついて「大トリ」へ

何日も続く公演の「最終日の最後の出番」や、大きなイベント全体を締めくくる最高峰の出番に対して、特別な敬意を込めて「大」がつけられるようになりました。

・漢字の「大鳥」や「鳳」をあてた

威厳のある伝説の鳥「鳳凰(おおとり)」のように、大きな翼を広げて全体を堂々と包み込むイメージが重なり、「大鳥」や「鳳」の漢字が意識されるようになりました。

もっと知りたい!専門的なお話

寄席の制度や「真打」の役割を調べてみよう

「もっと深く知りたい!」と思った方は、ぜひ日本の伝統芸能である落語の歴史や、寄席の仕組みについて調べてみてください。

たとえば、落語家の身分制度である「前座(ぜんざ)」「二ツ目(ふたつめ)」「真打(しんうち)」の階級制度や、興行のトリを務められる資格を持つ「真打」の語源(ろうそくの芯を切って明かりを消す最後の役目)などを探究してみると面白い発見がありますよ。

図書館の伝統芸能や日本語の語源に関する本をめくってみると、昔の人々の暮らしや知恵がたくさん見つかります。

まとめ

最後の出番を「とり・おおとり」と呼ぶのは、舞台をまとめ上げて出演料を受け取った責任ある役目と、イベント全体を堂々と背負って締めくくる大きな姿への敬意が込められているからです。

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参照元

・文化庁「日本伝統芸能の鑑賞の手引き」 https://www.bunka.go.jp/

・公益社団法人 落語芸術協会「落語の歴史・用語解説」 https://www.geikyo.com/

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