カレーで食器が黄色くなる理由と落とす方法も解説!

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カレーを食べ終わったあと、黄ばみが残っていやですようね!

今日はなんで色がつくかと、その対処法を解説します!

食器が黄色く染まる理由

カレーの黄色い色が落ちにくくなる仕組みを、ポイントに分けて見ていきましょう。

・黄色のもとはスパイスの「クルクミン」

カレーのきれいな黄色は、材料として使われている「ターメリック(ウコン)」に含まれる「クルクミン」という天然の色素によるものです。とても鮮やかで強い着色力を持っています。

・水に溶けにくく、油に溶けやすい性質

クルクミンは水にほとんど溶けず、油にとても溶けやすい性質を持っています。そのため水で流すだけでは落ちていかず、カレーの油と一緒にお皿へくっついてしまいます。

・プラスチックの小さな隙間に入り込む

プラスチック製のタッパーやお弁当箱は、目に見えないほど細かな凹凸やすき間があります。さらにプラスチック自体も石油(油の仲間)から作られているため油となじみやすく、油に溶けたクルクミンが奥まで入り込んでしまいます。

・ガラスや陶器なら染まりにくい

表面がツルツルしていてすき間がないガラスのお皿や、うわぐすり(釉薬)が塗られた陶器のお皿は、色素が中に入り込めません。そのため、同じカレーを入れても黄色く染まりにくく、洗えばすっきりと落ちます。

染まってしまった黄ばみを落とす驚きの対処法

一度黄色くなってしまったプラスチック容器も、色素の弱点を知っていればきれいに落とすことができます。無理にこすらず、科学の力を上手に使いましょう。

・洗ったあとに「日光(紫外線)」に当てる

クルクミンには「光(特に紫外線)に非常に弱い」という大きな弱点があります。食器用洗剤で油汚れをしっかり落としたあと、水気を切って太陽の光が当たる窓際やベランダに数時間から半日ほど置いておくだけで、黄色い色が自然と消えていきます。

・アルコールで拭き取る

クルクミンは水には溶けませんが、アルコールには溶けやすい性質があります。消毒用のアルコールスプレーを吹きかけたり、キッチンペーパーに含ませて拭き取ったりすると、色素が浮き上がって落としやすくなります。

・酸素系漂白剤でつけ置きする

時間が経って奥まで入り込んでしまった頑固な着色には、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)とお湯を使ったつけ置きが効果的です。漂白剤の酸化力によって、色素の結びつきを分解して白さを取り戻せます。

もっと知りたい人へのステップ

カレーの黄色と光の関わりについて、さらに深く調べてみたいときは以下のキーワードがおすすめです。

クルクミンの光分解反応

クルクミンがなぜ太陽の光を受けると色が消えるのか、光のエネルギーによって分子の形がどう壊れるのかを調べてみてください。「クルクミン 光分解」「退色反応」などの言葉で検索すると、化学の面白い現象が見えてきます。

プラスチック(高分子)と油の親和性

プラスチック(ポリプロピレンなど)と油がくっつきやすい仕組みは、化学の世界では「疎水性(そすいせい)」や「極性」という考え方で説明されます。水と油が混ざり合わない理由から調べてみると、身近な素材の特徴がよく分かります。

おわりに

落ちない黄ばみの原因は油に溶けやすいスパイスの性質ですが、日光に当てるだけで消えてしまうという驚きの弱点があります。困ったときはぜひ太陽の力を借りて試してみてくださいね。

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参照元

・ハウス食品株式会社「知る・楽しむ スパイスの基礎知識 ターメリック」 https://housefoods.jp/data/spice/detail/017.html

・S&B エスビー食品株式会社「スパイス&ハーブ検索 ターメリック(うこん)」 https://www.sbfoods.co.jp/sbsb/search/detail/00028.html

・一般社団法人 プラスチック循環利用協会「プラスチックの基礎知識」 https://www.pwmi.or.jp/

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