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柚木麻子『BUTTER』が河出書房新社へ!異例の「版権引き揚げ」が私たちに問いかけるもの

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昨日のことになりますが、2026年4月22日、本を愛する私たちの間に大きなニュースが飛び込んできましたね。あの世界的なベストセラー、柚木麻子さんの『BUTTER』の出版権が、長年親しまれてきた新潮社から河出書房新社へと移ることがご本人のSNSで公表されました。

今回は、公表されている情報をもとに、なぜこのような異例の決断に至ったのか、その背景について一緒に見ていきましょう。

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この記事の要約

  • 柚木麻子さんが、代表作『BUTTER』の版権を新潮社から河出書房新社へ移すことを発表しました。
  • 背景には、昨年「週刊新潮」に掲載された、作家仲間である深沢潮さんへの差別的なコラム問題があります。
  • この決断は、柚木さんご自身が「差別や排除に対しどう立ち向かうべきか」を深く考え抜いた末の「最大限の意思表示」として行われました。

異例の決断。ベストセラー『BUTTER』が別の出版社へ

新潮社から河出書房新社への版権移動

2026年4月22日、柚木麻子さんは自身のInstagramを通じて、『BUTTER』の版権を新潮社から河出書房新社へ移動させることを発表しました。

『BUTTER』といえば、国内だけでなく世界40カ国・地域で翻訳出版され、累計約170万部を誇る大ヒット作です。これほどの規模の作品が、別の出版社へ移るというのは出版業界でも非常に珍しいケースと言えます。

なお、今回の移動は双方の出版社との協議を重ねた上での「円満な合意」であることも同時に報告されています。新装版は6月中旬に河出文庫から刊行される予定とのことです。

なぜ今、出版社を変えることになったのか?

発端となったのは昨年の「週刊新潮」コラム問題

この決断の背景にあるのは、2025年に「週刊新潮」に掲載されたコラムです。このコラム内で、作家の深沢潮さんらのルーツに関して差別的な内容が書かれていました。

この件を受け、深沢潮さんは新潮社に抗議し、最終的に同社と結んでいたすべての出版契約を終了するという重い決断を下しています。

柚木麻子さんが語った「私なりの最大限の意思表示」

柚木麻子さんは、深沢さんが負った大きな負担や孤立を目の当たりにし、「出版というシステムの在り方を深く考え直す契機」になったと綴っています。

そして、「作家として、自分にできる具体的なアクションは何か」を模索し、国内外の同業者に相談を重ねた結果として、今回の版権移動に至ったそうです。新潮社にある複数の版権のうち、一作を他社へ移すという選択は、柚木さんにとって「現時点での最大限の意思表示」だと語られています。

読者である私たちが受け取るべきメッセージ

差別や排除に対して「どう立ち向かうか」

柚木さんは『BUTTER』の海外ツアーなどを通じて、「差別や排除にどう立ち向かうべきか」という自身の立場を厳しく問われる機会があったそうです。

今回の行動は、他の作家に同じ行動を強要するものではないと明言されています。あくまで「それぞれが置かれた状況下での判断が尊重されるべき」というスタンスです。

私たちが愛してやまない作品の裏側で、作家の方々がこれほどまでに深い葛藤を抱え、それでも毅然と差別にNOを突きつける姿勢には、強く胸を打たれますね。


まとめ

柚木麻子さんによる『BUTTER』の版権引き揚げは、単なる出版業界のニュースにとどまらず、社会にはびこる差別に対して「私たち一人ひとりがどう行動するか」を優しく、そして力強く問いかけています。

新しく河出書房新社から届けられる『BUTTER』。装いも新たになるこの名作を、私たちはこれからも変わらず、大切に読み継いでいきたいですね。


参照元

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