初対面の会話で、表面的な話しかできない。趣味とか仕事とか当たり障りない話で終わる。
そんな悩みをひっくり返してくれるのが「ライフストーリーテーリング」。
これは、幼少期から現在までの人生を“横軸=年数、縦軸=エネルギー(幸福度)”のグラフとして語る方法。
1〜2分で話すだけで、「この人ってこういう背景があって、こんな価値観を持ってるんだ」が一瞬で伝わる。
初対面なのに“深い関係の入口”までスッと踏み込める。
そんな魔法みたいな会話テクニックが、実は誰でも使える!!
▼ ライフストーリーテーリングとは?
ライフストーリーテーリングは、簡単に言えば
「これまでの人生のエネルギーの波(浮き沈み)を、年表に沿って共有する方法」。
具体的には、
- 横軸 → 年齢・時期(幼少期、学生時代、今)
- 縦軸 → 心のエネルギーや幸福度の高さ
- ポイント → “なぜ今の価値観になったのか”が分かる要素をだけ抜き出す
というシンプルな構造。
これを使うと、ただ出来事を話すんじゃなくて
「価値観の背景」が伝わる から、初対面でもカップルでも一気に深い会話になる。
▼ これをすると何が起きる?(メリット3つ)
① 自分の価値観を“短時間で”自然に伝えられる
ただの事実を並べても相手には刺さらない。
けど、“エネルギーの上下”と組み合わせて話すと、
- どんな時に嬉しいのか
- 何が苦手なのか
- 何を大切にして生きてきたのか
が、会話の中で自然に伝わる。
② 相手が“あなたの背景”を直感的に理解できる
人は、価値観ではなく“背景”に共感する生き物。
「なんでこんな考え方になったんだろう?」がわかると、
相手はあなたを一気に立体的に感じる。
これは恋愛で特に強い。
表面的な“いい人”ではなく
“その人としての魅力” が伝わるから。
③ 距離が縮まる(安心感が生まれる)
マッチングアプリの初対面でも長続きするカップルでも最も大事なのは 安心感。
価値観の背景がわかると、
- この人は話しやすい
- 信頼できそう
- 誠実な感じがする
- 自分の話もしていいんだな
と、相手の心が開く。
お互いの人となりを知ることで、より心でつながる深い関係に!!!
▼ ライフストーリーテーリングの作り方(超かんたんテンプレ)

① 幼少期〜小学生(エネルギーの最初の山 or 谷)
・どんな家庭だった?
・どんな価値観の原型ができた?
例
「幼少期は内向的で、人の顔色見ちゃうタイプだったんだけど、動物と接してる時だけは素が出てました。」
② 中学〜高校(最初の転機ポイント)
・部活、友人関係
・悩み or 成功体験
・価値観が揺れた理由
例
「部活で初めて本気で努力したら結果がついてきて、“頑張れば変われる”って価値観がこの時できました。」
③ 大学〜20代前半(現在の価値観へつながる伏線)
・大きな挫折
・挑戦
・心を揺らした出来事
例
「大学で一度メンタル崩したことがあって、そこから“無理しないで楽しく続ける”のが大事って思うようになりました。」
④ 現在(価値観のまとめ+今の姿)
ここが一番大事。
“過去の伏線がどう今に繋がっているか”を30秒でまとめる。
例
「今は、昔の自分みたいに頑張りすぎて潰れないように“バランス”を大事にしてます。」
▼ 初対面で使うときの注意点
- 完璧に話す必要はない
- 感情の起伏を盛りすぎない
- 重すぎる話は避ける(トラウマ系はNG)
- 1分以内に収める
- 必ず“返し”を入れて相手に話させる
特に恋愛の初対面では
深さより“共感の入口”を作ること が大事。
▼ まとめ:人生の「エネルギーの波」を話す人は、距離が縮まる
ライフストーリーテーリングは
自己開示の中でもっとも自然で、もっとも相手が返しやすい方法。
だからマッチング初対面との相性が抜群。
- 表面的な会話から抜け出せる
- 安心感が生まれる
- 価値観が伝わる
- 一気に心の距離が縮まる
“この人と話しやすい”と思われるだけで恋愛はうまくいく。
その第一歩が、このテクニックです!!

